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2020年12月更新

うわっ…私の体温、低過ぎ…? 「お風呂+入浴剤」でぽかぽか健康的に!

新型コロナウイルスの対策として、毎日体温計で体温を測る人が増えました。そんななか、「あれ…私の平熱ってこんなに低いの?」と思った方、意外に多いのでは? とくに、女性では平熱が36度を下回る人も少なくありません。ただ、この低体温、実は体調や病気のかかりやすさにも影響があるので要注意。コロナ禍で家にいる時間が長い今だからこそ、体を温める習慣を身につけましょう!

赤外線温度計で体温をチェックされている女性イメージ

目次

体温が低い人は体調を崩しやすい?

低体温の原因としてよくいわれるのは、次の3つ。

低体温の主な原因

  1. 1基礎代謝が低い(加齢、筋肉量の低下、運動不足、過度なダイエットなど)
    →熱をつくる力が弱く、体温が上がらない
  2. 2自律神経が乱れている(睡眠不足、ストレスなど)
    →体温を調節する力が低下し、熱をうまくつくれない
  3. 3ホルモンバランスが乱れている(加齢、ストレスなど)
    →血流が悪くなって冷えやすい

①~③を見て、気づいた方がいるかもしれません。
実は、体調を崩しやすい人も、①~③のどれか、あるいはすべてにあてはまるんです。
体温が低いと、体の防御力(免疫力)が下がりますし、睡眠不足やストレスは体調不良のもとです。
また、ホルモンバランスの乱れによって冷え症などに悩まされる人も多いですね。
つまり、低体温の人は体調を崩しやすいともいえるわけです。

さまざまな原因を挙げましたが、自律神経の乱れとか、正直どう対処すればいいかわからない…そんなふうに考えていませんか?
実は、毎日ちゃんと入浴するだけでも対処できるんですよ。

毎日お風呂に浸かり、さらに入浴効果を入浴剤で高めよう!

温泉と木製の桶イメージ

お風呂に浸かると、「温熱効果」「水圧効果」「浮力効果」の3つの効果がはたらきます。
とくに、低体温改善に効果的な入浴方法はこちら。

Point低体温改善に効果的な入浴方法

  • 40度くらいのぬるめのお湯に15~20分ほど浸かる
  • 全身浴がおすすめ(半身浴の場合、ふたをするなどして上半身が冷えないようにする)
  • 何も考えず、ぼーっとする(ゆっくり呼吸するとGOOD)

気分を落ち着かせる温熱効果

お風呂に入ったとき、思わず「あ゛ー」と声が出て、気分が落ち着いたという経験、誰もが一度はありますよね。
これは、お風呂の温かさによって、気持ちを落ち着かせる副交感神経がはたらくためです。
気分が落ち着くと、ストレスなどによる自律神経の乱れが改善されやすくなり、低体温の改善につながります。
また、就寝2~3時間前に入浴すれば、睡眠の質もバッチリ向上します。

血行を良くする水圧効果

入浴中はおなかや下半身に水圧がかかります。
とくに、足に圧力がかかると、足にたまった血液が押されて心臓に戻りやすくなるので、全身の血行が良くなります。
血行が良くなると、体が温まりやすくなるので、継続することで基礎代謝の向上が見込めるわけです。

筋肉をリラックスさせる浮力効果

水中では、水圧だけでなく浮力もはたらきます(海やプールで体が浮くアレです)。
お風呂も同じで、浸かると体が軽くなるんですが、同時に体の筋肉がほぐれやすくなります。
筋肉がリラックスすると、血行が良くなるので、体が温まりやすくなるというわけです。

これらの3大効果を高めてくれるのが入浴剤
入浴剤は、体をきれいにしたり、保湿したりするはたらきがありますが、入っている成分によって、お湯の熱の伝わり方も変化し、温熱効果などを高めてくれます
また、入浴剤のなかでも、薬用入浴剤には、肩のこりや冷え症といった効能・効果をもつ商品もあります。
昔からある名湯をもとにした入浴剤や、泡風呂を作る入浴剤など、アイテムも多岐にわたるので、ぜひ入浴そのものを楽しみたいですね。

体温が低いと冷え症にも悩みがち! 冷え症には漢方薬を!

漢方薬イメージ

低体温の方の悩みとして多いのが冷え症
体温が低いと、血行不良や自律神経の乱れなどから冷えをまねいてしまいます。
そのような方におすすめなのが漢方薬
漢方薬には、冷え症や、冷え症の方の体調不良に効能・効果をもつものがあり、冷えのタイプによってさまざまな漢方薬があります。

手先や足先が冷える方には「当帰芍薬散」

疲れやすかったり、むくみやすかったりする方にもおすすめです。

上半身はのぼせて足は冷える方には「桂枝茯苓丸」

生理痛が重い方、生理が近づくとしみやにきびが目立つ方にもおすすめです。

ストレスがたまると冷える方には「加味逍遙散」

いらだちや不安感を覚える方、頭重感や疲れやすい方、生理に伴って心身に不調を感じる方にもおすすめです。

コロナ禍で生活習慣が変わったからこそ気づいたご自身の体の状態。
新しい生活習慣には、新たな健康習慣もしっかり身につけたいところ。
まずは、入浴習慣からはじめて、低体温の改善や体の防御力アップを目指しましょう。