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2021年2月更新

迫り来る花粉やウイルスの恐怖…。自身の免疫に奮闘してもらうために、まずは基礎体力をつけ、体調を整えることからはじめよう!

新型コロナウイルス感染症もさることながら、2月から春先にかけては、花粉によるアレルギーやインフルエンザにも気をつけなければならない季節です。とくに受験や入学、入社など、環境が大きく変わるタイミングですから、体調を崩して試験に集中できなかったり、仕事に気が入らなかったり、なんて事態は避けたいですよね。花粉やウイルスなどの「外敵」によって調子を落とさないようにするためには、免疫機能が正常にはたらいている必要があります。そのために重要なのは、まず基礎体力をつけ、ふだんから体調を整えておくことなんです。

マスクをつけながら咳をしている女性イメージ

目次

外敵との戦いは、3つのポイントで乗り切る!

体の免疫機能をきちんとはたらかせ、外敵との戦いを乗り切るためには、基礎体力をつけ、ふだんから体調を整えておくことが重要です。ポイントは、次の3つ。

Point

  • 腸の調子を整える
  • ビタミンやミネラルなどの栄養素を摂る
  • 体質を改善する

聞いたことある!? 腸は健康のバロメーター

体内へ侵入してきた外敵から体を守っているのが免疫細胞。免疫細胞が正常にはたらくことで、私たちは、健康を維持することができます。

そんな免疫細胞ですが、なんと全体の60~70%が、腸に存在しているんです。口や鼻から侵入し、胃酸でも死滅しなかったウイルスや細菌などをやっつけるため、多くの免疫細胞が腸で待ち構えているというわけです。また、腸内細菌と免疫細胞には、強い関係があり、腸内細菌のバランスが乱れると、免疫細胞のはたらきが低下してしまうともいわれています。

そのため、腸内環境が乱れて、下痢や便秘などがみられるときに、花粉やウイルスなどの外敵が侵入してくると、通常よりも、症状が出やすくなってしまう可能性が! これが、腸が「健康のバロメーター」といわれる理由のひとつなんです。

なので、たとえば「便秘がちだ」「なんとなく腸の調子が良くない」という場合には、食生活の見直しとともに、整腸薬を使用するのもいいでしょう。生菌成分や生薬成分などの整腸成分によって、腸内細菌のバランスを整え、腸を正常な状態に近づけてくれます。
とくに便秘などの症状はないけど、ふだんから意識しておきたいという場合には、食物繊維を意識して摂ったり、スピルリナやユーグレナといったスーパーフード酵素系や野菜系の健康食品などを、食習慣にプラスしたりするのもおすすめです。

ただし、症状が激しかったり、長引いたりしている場合には、すみやかに医療機関を受診しましょう。

やっぱり!? 栄養は重要!!

毎日健康で過ごすためには、やっぱり栄養バランスの良い食事をとることが大切。「なんとなく調子が悪い…」「疲れがたまってる…」なんて感じている人は、もしかしたら、ビタミン・ミネラルが足りていない可能性があります。

たとえばビタミンAは、夜間視力を維持するほか、皮膚や粘膜の機能を正常に保つ、ビタミンB1は、炭水化物の代謝に不可欠で、神経の正常なはたらきを維持する、カルシウムは、骨や歯の形成のほか、筋肉の収縮や神経機能に関与する…などなど、ビタミンやミネラルは、私たちが健康でいるために、とても重要なはたらきをもっています。
そんな栄養素ですから、不足状態が続くと、体のあちこちに不調が起こってしまうんです。

そんなときは、ビタミン剤などで補うのがいいでしょう。
なかでもおすすめなのが、医薬品の「シオノギ マルチビタミン&ミネラルα」。11種類のビタミンと3種類のミネラルがバランス良く配合されているため、成人なら1日1回3~4錠で、肉体疲労時や病中病後の栄養補給、滋養強壮などに効果があります。

また、とくに不調ではないけど、日常的にビタミン・ミネラル不足を感じている方もいると思います。というのも、毎回の食事で、十分なビタミン・ミネラルを摂取するために、多数・多品目のおかずを用意できる人はそうそういませんよね。

なので、ふだんの食事の補助として、サプリメントを活用し、ビタミン・ミネラルを補給するようにしましょう。サプリメントは「食品」ですので、効能・効果はありませんが、栄養バランスが気になるという場合に、ふだんの食事にプラスして摂取することができます。

体質を変える!? 漢方薬の得意分野

腸や栄養バランスに気をつかっていても、「またかぜをひいた…」「ほかの人よりも花粉症の症状がひどい…」という人は、もともとの体質によるのかもしれません。そういう場合には、食生活の見直しや適度な運動のほか、漢方薬がおすすめです。

漢方薬は西洋薬と違って、いま出ている症状だけでなく、その人の体質や関連する症状などを総合的に考慮して選ぶもの。そのうえで体が本来もっている力を高めて症状を改善させることを期待して用いられます。
こんな性質の薬であるため、虚弱体質など体質に由来する症状の改善は、漢方の得意分野なのです。

「虚弱体質」に効果があり、胃腸のはたらきを改善する漢方薬としては、「ツムラ漢方補中益気湯エキス顆粒」がおすすめです。「補中益気湯」の「中」はおなかの中心である胃腸を指していて、「胃腸(中)を元気にして『気』を益す(増す)」という意味があるんですよ。
効能・効果は「体力虚弱で、元気がなく、胃腸のはたらきが衰えて、疲れやすいものの次の諸症:虚弱体質、疲労倦怠、病後・術後の衰弱、食欲不振、ねあせ、感冒」となっています。
なお、漢方薬は、体質や症状が合わない場合がありますので、使用する前に薬剤師・登録販売者にご相談ください。

受験や入学、入社と、環境が大きく変わる季節。いざというときに体調不良で努力が台無しになってしまわないよう、3つのポイントを実践しながら、体調を整え、ひいては免疫力アップにつなげたいですね!